ゴルファーがクラブを買い替える順番として、最も頻度が高いのはドライバー、続いてウェッジではないでしょうか。
やはり新製品が出るたびに「飛距離が伸びる」「まっすぐ飛ぶ」と言われてしまえば、ドライバーを入れ替えたくなりますよね。
まあ、1年で劇的に進化することはないと思いますが。
ウェッジは使用頻度がもっとも高く、消耗度合いもほかのクラブに比べて早いのと、ロフトが豊富に販売されてるので、毎年入れ替えるという人もいるのではないでしょうか。
不遇のフェアウェイウッド
キャディバッグに入っているクラブの中で一番古いのは何ですか?
フェアウェイウッドだったりしませんか?
同伴する人のキャディバッグを見ると、ほとんどのゴルファーのフェアウェイウッドは、ほかのクラブに比べて古いモデルが多い印象です。
ユーティリティの登場で、フェアウェイで登場する機会も減ってしまい、1ラウンドで全く使用しないという人もいるのではないでしょうか。
そうなると必然的に買い換える順番は最後になってしまいます。
私の場合、3Wはフェアウェイから打つことはほとんどありませんが(というか確率が悪い)、狭いホールのティーショットで多用します。
昨年、ドライバーとアイアンを買い替えて今のところ不満もないので、ようやく不遇のフェアウェイウッドを入れ替えることにしました。
ブリヂストン ツアーステージ X-DRIVE GR (2007)
長らく使用してきたフェアウェイウッドはコレでした。

ブリヂストンのX-DRIVE GRです。
現在このシリーズは、JGRというブランドになっていますが、このクラブも簡単で間違いなくいいクラブでした。
しかし、さすがに13年前のクラブですから、最新クラブには及びません。
テーラーメイド SIM

今回買い替えたのがテーラーメイドのSIMです。
SIM2がすでに販売されていますが、いつものようにゴルフパートナーで試打をさせてもらい、感触が良かったので即決しました。
同時に試打したのはドライバーと同じM6でしたが、こちらは純正シャフトが捕まりすぎること、また少し軽いと感じました。
ドライバーに比べてロフトが付いている3Wは捕まりやすく、フックが強くなる傾向があったので、適度に捕まるクラブを探していました。
SIMも捕まるのですが、M6と違って調整機能が付いているので、微調整できる点が気に入りました。
それに何と言っても、飛距離が違いました。
ブリヂストンでは届かないネットに直撃しましたので、もしかしたらドライバーいらないかも。
欠点を上げるとすれば、打音が甲高いということでしょうか。
打感は悪くないので、結果が良ければ良しということですね。
現在のクラブセッティング
1W | テーラーメイドM6 | 純正シャフト(FUBUKI) |
3W | テーラーメイドSIM | 純正シャフト(TENSEI) |
5W | ブリヂストン X-DRIVE GR | 純正シャフト |
4U(22°) | テーラーメイドM6 | 純正シャフト(FUBUKI) |
5I~PW | SRIXON Z585 | NS.PRO 950 |
50° | タイトリスト SM6 | ダイナミックゴールド |
56° | キャロウェイ X-FORGED | Memphis |
58° | キャロウェイ MD3 | ダイナミックゴールド |
ちなみに、H/Sは43~45程度です。
4Uの使い勝手が良すぎて、最近5Wを使っていません。
この際5Wは抜いてしまって、ウェッジを追加しようかなと考えています。
ヘッドスピードは、ユピテルスイングトレーナーで測ると45~48程度になりますが、飛距離的にそんなに出ているはずはないので、大体2~3引いています。H/Sは計測する機械によってバラつきがあります。何が正しいかではなく、どの瞬間を計測しているかがポイントです。トラックマンが高級なのでそれが正しいようにも感じますが、計測ポイントが違うので比較しても意味がありません。大切なのは同じ機材で自分の基準を作ることです。ちなみに私はボール初速を重視しています。
各機材を比較した動画です。
待ちに待った企画で内容も秀逸です。
クラブは試打してから買うこと!
今回クラブを買い替えるにあたっては、練習場併設のゴルフパートナーで試打をさせてもらいました。
最近、このような練習場併設のショップが多くなっており、本当に助かります。
以前はヘッドスピードを参考に購入していましたが、やはり実際打ってみないと分かりません。
最終的にSIMを選びましたが、最初はシャフトが易しめのM6のほうが合っているのではないかと思い念のため比較しました。
結果的に、すこし捕まりを抑えたSIMになったわけですが、ドライバーと違ってシャフトが短くて振り抜きやすいということも影響したと思います。
やはり、クラブは打ってみないと分かりませんね。