今回は、9月上旬に発売されたテーラーメイドのウェッジ、ミルドグラインド3を購入しましたので、ファーストインプレッションをお届けします。
テーラーメイドのウェッジは、ツアー使用率はそれほど高くありませんでしたが、ナイキがゴルフクラブから撤退してビッグネームたちがテーラーメイド契約となってからは、じわじわとその勢力を拡大しています。
自分自身ウェッジと言えば、これまで安定のボーケイかキャロウェイを選んできましたが、今回はじっくり熟考した結果、このウェッジの購入となりました。
ミルドグラインド3の特徴
ノンメッキフェース
タイガー・ウッズ、ローリー・マキロイ、ダスティン・ジョンソン、コリン・モリカワら世界のトッププレイヤーが「RAW(ロウ=ノンメッキ)フェース」を愛用するのには理由がある。ノンメッキによる、削り出したままのグルーブが、安定して高いスピン量を維持し、ウェットコンディションでも優れた性能を発揮する。テーラーメイドの「RAWフェース テクノロジー」はフェースのみがノンメッキ仕様となっているため、バックフェースやソール、ネックといったフェース以外の部分は錆びることなく高級感が持続される。
引用元:© 2021 TaylorMade Golf Co.
以前、全体がノンメッキのウェッジを持っていましたが、錆がひどいのでお手入れが大変でした。
これは、フェース面だけがノンメッキなので、バックフェース部分は綺麗な状態を維持できます。
フェース面には店頭での錆を防止するシールが貼ってあります。
クラブを使う前にこれを剝がします。
まるでスマホを買い替えたような感じ(笑)
取れました。
当然まだ錆びていません。
レイズドマイクロリブ
レイズドマイクロリブという小さな突起がフェース全体にあり、スピン性能をアップさせています。
実物を見てもパッと見分かりませんが、触ると何となく感じられます。
異なる3つのバウンス
ゴルファーのタイプごとに3つのバウンスが用意されています。
ローバウンス(8度)
クリーンにボールを拾いたいゴルファー向け
スタンダードバウンス(12度)
ライや場面によってフェースを開閉するタイプのゴルファー
ハイバウンス(14度)
打ち込んでいくタイプのゴルファー、バンカーやアプローチが苦手な人
スタンダードでも12度あるので、バウンス効果を狙いたいけど、あまりバウンスが主張するのは嫌だという人は、SBがいいと思います。
ファーストインプレッション
今回購入したのは、
50度(SB)と56度(SB)の2本です。
いずれもシャフトはN.S.PRO MODUS105です。
バックフェースはシンプルでかっこいいですね。
(ちょっと写真がブレていますが・・・)
ウェッジにしてはスッキリとした印象です。
ストレートにも構えやすいです。
これが一番の決め手でした。
多くのウェッジは、アイアンに比べて大きく見えてしまいます。
それがどうしても違和感を感じるので、少しでも小さく見えるようにこれまではブラック塗装されてる視覚的に引き締まって見えるものを好んで使用してきました。
このウェッジは通常のクロームですが、とても引き締まって見えます。
アイアンからの流れでも違和感を感じません。
打感
これまで使用してきたボーケイSM6やキャロウェイに比べると、少し硬めです。
若干弾く感覚が残りますが、嫌な感じではありません。
スピン性能
室内練習場で測定器を使用して、ボーケイやキャロウェイと比べてみましたが、正直それほど変わりません。
まあ、私のようなアマチュアはそこまでシビアに比較する必要もないと思っています。
シャフト
今回はMODUS105を選択しました
今までずっとウェッジはダイナミックゴールドを使用してきましたが、これはいいですね。
重すぎず軽すぎずちょうどいい感じです。
振り抜きやすさ抜群です。
バウンス角
56度をスタンダードバウンス(12度)にするか、ハイバウンス(14度)にするか、迷いました。
できればバウンスを使って簡単にアプローチしたいのと、バンカーがそんなに得意ではないのでハイバウンスがいいと思っていましたが、打ち比べてみるとSBのほうが抜けが良かったのと、結果が良かったので、最終的にSBとなりました。
やはり試打は大切ですね。
ウェッジは新品で!
個人的にゴルフクラブを購入するときは、販売から時間がたって世間の評判が出そろってきたころに中古クラブで買うことが多いです。
しかし、ウェッジ関して言えば、かなり消耗が激しいことと、スピン性能が重要なので、新品で購入することをお勧めします。
今回はジーパーズで安く買うことができました!