まだ100は切れないけど、ゴルフを始めて1年以上経ったゴルファーや、100を切れて気分を新たにクラブを新調したい人など、アベレージゴルファーが2本目に選びたいドライバーをメーカー別にラインアップしてみました。
2本目なので、なるべくお金をかけないというコンセプトで、2万円程度をターゲットにしてみました。
また、ゴルファーならだれもが知っているブランド、という点も加えてみました。
気になるモデルがある方は是非チェックしてみてください。
本ページはプロモーションが含まれています
テーラーメイド編
M6ドライバー
発売日は2019年2月なので、すでに4年以上経ってしまいましたが、まだまだラウンドに行けば現役でバッグに入れている人もチラホラいます。
芯を外しても安定した飛距離を確保できること、TWIST FACEによって曲がり幅を抑えてくれるなど、お助け要素が満載です。
さすがに中古品では程度の良いものは減ってきていますが、その分価格が抑えられて初心者が次に買うドライバーとしてもハードルが低いでしょう。
よほどヘッドスピードが速くなければ、ロフト角10.5度、FUBUKI TM5の純正スペックがおすすめです。
SIM MAX
2020年1月発売のSIMシリーズは、その低スピン化による飛距離性能で多くのゴルファーを魅了しました。
SIMよりSIM MAXのほうがより寛容性ががあり、打ち出し角も高めなのでアベレージゴルファーにはこちらがおすすめ。
もちろん、体力に自信があるゴルファーにはSIMもありでしょう。
長らく続いたSIMシリーズの元祖ドライバーはまだまだ使える現役クラブです。
推奨スペックは、10.5度のTENSEI BLUE TM50です。
SIM GLOIRE(グローレ)
SIMの発売から遅れること半年。2020年10月にリリースされたのが、SIM GLOIRE(グローレ)です。
GLOIREシリーズは2012年から続く日本市場向けのプレミアムモデルで、その「やさしさ」から多くのアベレージゴルファーに支持されてきました。
このSIM GLOIREも例外なく、SIMシリーズの飛距離性能もプラスされ、強力なドローバイアス性能によりスライスが大幅に軽減されます。
クラブ自体が軽量なので、体力にあまり自信のないアベレージゴルファーや、体が動かない冬の時期専用ドライバーを探しているゴルファーには最適でしょう。
一方で、球が良く捕まる設計なので、ミスの傾向が左(フック)のゴルファーには向いていません。
おすすめスペックは、ロフト角10.5度or11.5度で、純正のAir Speeder TMです。
キャロウェイ編
MAVRIK
MAVRIKの発売日は2020年2月。
2024年1月現在で、もうすぐ4年目という具合で古すぎないドライバーでしょう。
丸みを帯びた見た目やオレンジ主体のカラーリングは見た目も穏やかで、視覚的な安心感をもたらしてくれます。
もちろん視覚だけではなく、機能的にもお助け要素満載です。
AIを使って設計されたフラッシュフェースSS20により、打点のミスに強いフェースに仕上がっています。
MAVRIKシリーズは「MAVRIK」「MAVRIK MAX」「MAVRIK sub zero」の3種類ありますが、一番のおすすめはスタンダードタイプの「MAVRIK」です。
いつもスライスが酷すぎるという方は「MAVRIK MAX」でもいいでしょう。ただ、体力が普通の方にはシャフトが少し軽すぎるかもしれません。
「MAVRIK sub zero」は低スピン過ぎてキャリーが稼げない可能性があるので、よほどH/Sが速い人以外はやめておきましょう。
推奨スペックは、ロフト角10.5度、Diamana50 for Callawayです。
EPIC SPEED
キャロウェイのEPICシリーズは何度か発売されているので、いつのモデルなのかすぐに分かりません。この点、個人的にはマーケティング的に不利だったのではないかと思っていました。
テーラーメイドのMシリーズは数字が増えていくので古いのか新しいのかすぐに判別できます。
整理すると2017年「GBB EPIC」、2019年「EPIC FLASH」、2021年「EPIC SPEED/MAX」です。
今回おすすめのEPIC SPEEDは、先に紹介したMAVRIKの後に発売されているので、当然AIフェースです。
低スピン化により初速アップを実現させており、飛距離が期待できるドライバーです。
「EPIC MAX FAST」「EPIX MAX」「EPIC SPEED」「EPIC MAX LS」の4機種ありますが、LSは例によってハードヒッター向けなので、これ以外から選ぶのが良いですが、一番オーソドックスなSPEEDをお勧めします。
ただ、EPICシリーズは合わない人はとことん合わないようですので、これが無理ならMAVRIKにしたほうがいいでしょう。
ダンロップ編
SRIXON ZX5
あの松山選手も使用するSRIXON
国内外でも使用者が多く、評判のいいドライバーです。
今回おすすめするのはZX5ドライバー。兄弟機種のZX7より優しく、アベレージゴルファー向けです。
発売日は2020年10月です。
従来からシリアスゴルファー向けに販売していたフラッグシップモデルのZシリーズをZXシリーズへ改称したものです。
アスリートゴルファーではなくシリアスゴルファーというのがいいですね。
シリアスにゴルフに取り組むゴルファー向けなのですから、別に腕の良し悪しではないというところが、とてもいい表現方法だと思いました。
事実、ZX5はアベレージゴルファーでも全然使うことができます。
推奨スペックは、ロフト角10.5度、Diamana ZX50です。
ゼクシオ イレブン
超長寿モデルのゼクシオシリーズは2000年に初代モデルが発売されてから、2023年現在で13代目まで進化を続けています。
正直近年のモデルなら何を買っても間違いないのですが、今回の予算的に一番マッチした「ゼクシオ11」をご紹介します。
ヘッドスピードがあまり速くなくて、ミスの傾向が右(スライス)のゴルファーは間違いなくゼクシオを選びましょう。
特にイレブンシリーズで同時発売された「ゼクシオ X(エックス)」は、ボールをまっすぐ・遠くに飛ばしてくれるでしょう。
推奨スペックは、ロフト角10.5度、MP1100カーボンシャフトですが、球がもともと高いというゴルファーは、ロフト角9.5度にしても大丈夫だと思います。
PING編
G400
PINGのドライバーが勢力を拡大したのは、G410シリーズからだと記憶しています。
とにかく曲がらないと評判で契約外でも多くのプロが使っていました。
市場でも人気が安定していて、なかなか値下がりしません。
このG400シリーズはG410の前モデルですが、G410のヒットを予感させるとてもいいドライバーです。
発売は2017年9月にもかかわらず、中古価格は他のクラブと大して変わらないのも、その人気を裏付けていると思います。
2万円程度の予算では若干程度が悪くなっていることが難点でしょうか。
一般的には「G400」、スライスが酷い人は「G410 SFT」を選択するといいでしょう。
推奨スペックは、ロフト角10.5度、ALTA J CBです。
特にシャフトは種類が多いのですが、一番癖のないALTAがおすすめです。
G410
やはりこのドライバーは外せません。
全然値下がりしないので2万円だと厳しいですが、もう少し頑張れば手が届きます。
先にも書きましたが、このドライバーからピンの本格的な快進撃が始まったと思います。
それくらい多くのプロ・アマチュアが使っていましたし、いまだに使っている人も数多くいます。
モデルは、PLUSのほか、SFT、LSTがありますが、PLUSもしくは、もっと捕まりを良くしたいのであれば、SFTを選びましょう。
推奨スペックは、ロフト角10.5度もしくは9.5度のALTA J CB REDです。
ブリヂストン編
TOUR B JGR
2019年9月発売のJGR
サスペンションコアにより高初速ゾーンを拡大したミスヒットに強いドライバーです。
基本的に捕まりの良いクラブなので、高弾道ドローで飛ばしたいゴルファー向けです。
打感が良いのは、ブリヂストンのクラブならではです。
現在、ブリヂストンはブランドイメージを「B」で統一していますが、このクラブも「B」となっていて、古臭さを感じません。
中古市場でもいい状態のものが入るので、日本メーカーが好きな方にはお勧めです。
推奨スペックは、ロフト角10.5度、ツアーAD for JGR TG2-5です。