皆さん、ラウンドできてますか？
ゴルフって基本的に一人では回れませんし、いざラウンドしようとしたら仲間を集めないといけないですよね。特に、急にお休みが取れてラウンドしたいと思っても、直前だと声もかけづらい。
もちろん会員権を買えば、一人で予約して組み合わせてもらってラウンドすることはできますが、かなりの投資が必要になります。
私も先日急な休みが取れたのでラウンドしたいと思い数人に声を掛けましたが、さすがに会社員だと平日の休みはなかなか取れず、結局集まりませんでした。
そんなわけで、以前から気になっていた「1人予約」を体験してみることにしました。
1人予約とは
「1人予約」とは、その名の通り、仲間を集めなくても、一人でラウンドの予約ができるサービスです。ひとり予約した者同士が一つのパーティを作りラウンドしていくというものです。バリューゴルフ、楽天GORAやGDOなどがやっています。
楽天とGDOは「1人予約」、バリューゴルフは「1人予約ランド」という名称です。
どのサービスも基本的なシステムは同じですが、サイトごとにラウンドできるゴルフ場が違うようです。
今回は楽天GORAを利用して、人生初めて1人予約を体験してきたので、その様子をレポートします。
予約時 ～コースも時間も好きに選べるので便利！～
楽天GORAの「1人予約」サイトから条件を指定すると、以下のような候補が提示されます。
この中から自分の行きたいコースや時間を見て予約するだけです。
ただ、予約するだけといってもどんな人と廻るか分からなくて不安ですよね。
そんな時は、［詳細］をクリックするとこんな感じで、すでに予約している人の年代や実力などを確認することができます。
でも、実際どんな人かわからないので、のちほど紹介する注意事項に気を付けて、エイヤッと予約しました。
今回は、40代男性（スコア90台）、50代男性（スコア100台）の人の組で予約してみました。
ラウンド前日 ～楽しみだけど、緊張！～
私は人見知りなほうなので、さすがに緊張しました。
「怖い人だったらどうしよう」
とか
「めちゃめちゃ上手な人だったら迷惑かけないか」
等々。
でも、緊張しているのは私だけではなくみんな一緒のはず、と思い込むことにしました。
ラウンド当日
挨拶⇒ラウンド前半
緊張しつつ、自分のカートに行ってみるとそこにいたのは
① 超ド派手なゴルフウェアを着たガテン系のおじさん
② 超ひ弱な表情をした色白のおじさん（お爺さんの域に限りなく近い）
でした。
やっちまった・・・。こんな組み合わせ、普通のラウンドじゃありえねぇ。
今さら何を言っても仕方がないので、簡単に自己紹介をしてラウンドスタート！
ど派手なガテン系はかなりの飛ばし屋です。球も高く、惚れ惚れするような球を打ってきます。
一方のひ弱なおじさんは見た目通り飛びません。話し方もオドオドしています。
でも、迷惑かかるようなほどでもないですし、普通にラウンドしていますから、もう少し堂々としてもいいんじゃないかと思います。
ガテン系のおじさんは、ヘビースモーカーで良くタバコを吸っていましたが、近づかなければいいだけですし、愛想がいいわけではないけど、普通に話もしますから、特にラウンドに支障はありません。
ひ弱おじさんのスロープレイや、ガテン系がカートに乗りながらビールを飲んでいたりしていた点が気になったりしましたが、その辺りは極力無視するようにしていましたし、ラウンドとしては仲間とラウンドしているよりも、自分に集中できている感じでした。
前半はそんな感じでつつがなく終わりました。
ちなみに、次のホールのオナーを決めなくてはならないので、互いにスコアを申告し合いますが、私は自分のスコアだけつけてました。
お昼休憩問題
1人予約を躊躇している人の多くは、この「お昼休憩」問題ではないでしょうか。
前半のラウンドが問題なく終わっても、さすがにお昼休憩に入る時は「どんな感じになるんだろう」と不安でした。
互いにメニューを注文してから、やや沈黙の時間が流れましたが、とりあえずきっかけを作ろうと私から「どこに住んでいますか」と投げかけたことをきっかけに、よくラウンドするゴルフ場や練習場のことなどで、大きな盛り上がりはないものの、会話に困って辛い時間になることはありませんでした。
皆さん、ゴルフが好きなのは同じですから、話が合わないということはないんですよね。
大人の普通の会話ができれば、問題ないでしょう。
ラウンド後半
お昼が終わって後半ですが、前半と同様に特に困るようなことはありませんでした。
誰かがトラブルになっても、常識の範囲内で捜索にあたっていましたし、前半に比べて互いの会話も増えてきました。
上がってみれば、全員申告通りのスコアでした。
まとめ ～1人予約を体験してみて～
結論としては、「また行きたい」です。
ゴルフは個人スポーツですから、同伴者を気にしなければいいのだと思います。
今回の組み合わせは、もしかすると気になる人は嫌かもしれませんね。特にビールやたばこはチョットという人にとっては、苦痛かもしれません。
私はタバコは吸いませんし、ゴルフ場ではお酒を飲みませんが、人に迷惑をかけるような感じではなかったので、影響はあまりありませんでした。
同伴者との会話についても、別に接待ゴルフじゃないので、相手を持ち上げる必要もありません。
常識の範囲内で、「ナイス」とか「惜しい」と声をかけておけばいいのです。
ただ、注意したい点がいくつかあるので、最後にそれをまとめたいと思います。
1人予約で気を付けておきたいこと
①同伴者のレベルに注意する
あなたが90台以下で回れる比較的上手いとされる人であれば、スコアレベル100台だけのグループには入らないことです。
下手をするとほかの3人をケアするだけのラウンドになりかねません。
可能であれば、あなたと同じレベルの人がもう一人いるとペースが掴めると思います。
その逆に、自分の実力に心配がある人なら、自分より上手な人がいるパーティに入りましょう。
進行上の問題もありますが、上手な人と廻ることで、必ず刺激になります。
②年齢層が高すぎるパーティには入らない
もちろん、年齢が高くても上手な人はたくさんいます。
しかし、年齢60代or70代でスコアレベル100以上は気を付けたほうがいいかもしれません。
こちらも①同様、自分のペースが乱される可能性があります。
1人予約の体験談を見ると圧倒的にこの辺りの地雷が多そうです。
③一人目に予約をしない
1人予約には、1人目だけ割引されるプランがあります。
費用的には先に予約したほうが、メリットがあるでしょう。
しかし、同伴者の様子が分からないので、なるべく避けたほうがいいと思います。
もちろん、どんな同伴者でも大丈夫というような強い心の持ち主であれば、割引を積極的に活用しましょう。
最後に ～絶対的な安全策はない～
これだけやっても、地雷を引く可能性はあります。
こればかりは、行ってみないと分かりません。
でも、最後のリスク管理として、絶対この人とは二度と廻りたくないと思う人がいたら、その人の年代と実力から予約しているニックネームを調べて、自分でブラックリスト的なものを作ることです。
反対に、この人とまた廻りたいと思う人も、同じようにニックネームを調べておけば、その人がその後予約したときに通知が来るシステムがもあるので、リスクマネジメントになります。
でも、お相手が自分とまた廻りたいと思っているかは分かりませんので、そんな人がいれば直接連絡先を交換したほうがいいですね。
ちなみに、今回私は誰とも交換してません（笑）
自分のスケジュールに合わせて、行きたいと思ったらすぐに予約できる「1人予約」。
これまで、躊躇して使っていませんでしたが、もっと早く使えばよかった！
これからは緊張感を保つためにも、仲間のラウンドのほかに定期的に「1人予約」を使っていきたいと思います！
「1人予約」は楽天GORAから予約することができます！
