初心者が覚えておきたいロードバイクメンテナンス

メンテナンス

ロードバイクを購入すると、基本的なメンテナンスは自分でやらなくてはなりません。

もちろんお店に持って行って作業をお願いすることもできますが、超基本的なことは嫌がられることもありますし、お金もかかりますから、ある程度は自分でできるようになっておいたほうがいいでしょう。

今回は、最低限自分でやりたいメンテナンスをピックアップしました。

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空気圧管理

難しい言葉を使っていますが、要するに「空気入れ」です。

ママチャリを含め、自転車に乗ったことがある人なら、空気を入れたことがあると思います。

そんな簡単なこと!と思うかもしれませんが、ロードバイクにおける空気入れはママチャリよりも大切で、基本的なメンテナンスです。

ロードバイクを見れば分かるとおり、一般的な自転車に比べてタイヤが細くなっています。また、タイヤ自体も軽量化するため薄くなっており、パンクのリスクが比較的高くなっています。

しかし、適正な空気圧管理をしていれば、このリスクもかなり軽減することができます。

どの程度の空気圧にすればよいかは、タイヤの側面に記載がありますので、指定空気圧以上は入れるようにしましょう。でも、あまり高めに入れると、乗り心地に影響します。

私は大体6~7barにすることが多いですね。

基本的なメンテナンスとは言え、ロードバイクを買ってまず始めに躓くのが、空気入れじゃないでしょうか。

一般的な自転車は英式バルブを使っていますが、ロードバイクの場合仏式バルブ(フレンチバルブ)がほとんどです。

仏式バルブの空気入れの方法は、英式バルブと異なっていますので、慣れが必要です。

もちろん、そんなに難しいことはないので、数回やれば覚えてしまいます。

私が愛用しているフロアポンプは、従来のフレンチバルブの空気入れ方法とは違い、非常に簡単に使用することができます。

個人的には、このフロアポンプは革命的だと思っています。

洗車

やはり自分の愛車は綺麗に保ちたいですよね。

でも、洗車の目的はバイクをきれいにすることだけではありません。

洗車をしていると普段目にしないところも見るようになり、各部の緩みなども気が付いたりします。

ちなみに、シートポストなどあまり水をかけないほうがいいといわれていますが、個人的にはよほど強い水圧でなければ問題ないと思っています。

チェーン清掃

できれば洗車のついでにチェーン清掃もしましょう。

私が初心者の頃に悩んだのが、車体の洗車が先か、チェーン清掃が先かという点です。

色々試して最終的に行き着いたのが、チェーン→車体という順番です。

チェーンは油汚れ以外にも泥などがついていますから、せっかく車体をきれいにしてもチェーン清掃をしているうちに、そうした汚れがまた車体についてしまいます。

チェーンをしっかりと清掃して、油をさす前に、車体をきれいにして、最後にチェーンオイルを注して終了です。

チェーン清掃は台所用洗剤でもいいですが、ワコーズのパーツディグリーザーを筆で少量塗るととてもきれいになります。筆は100均のもので充分です。

またチェーンオイルをたっぷり注油する人がいますが、もったいないだけではなく汚れの原因になるのでやめましょう。

一コマずつ垂らしたら、しばらくなじませて、乾いた布で拭きとってしまって問題ありません。

なじませた段階で必要な部分に油がいきわたっているので、それ以外は余分なオイルです。

チェーン清掃関連おすすめグッズ

フィニッシュライン(FINISH LINE) ドライ テフロン ルーブ

動きの軽さと滑らかさに定評あり。

FINISH LINE(フィニッシュライン) クロスカントリーウエットルーブ

雨の日に乗ることが多いならコチラ。

FINISH LINE (フィニッシュライン) セラミック ウェット チェーン ルーブ

セラミック配合で抵抗が低い。耐久性もあり。

AZ(エーゼット) 自転車 チェーンクリーナー2点セット

チェーン清掃にとても便利。車体を汚さずチェーンをクリーニングすることができます。

AZ(エーゼット) 自転車オールメンテナンス5点セット

クリーナー、チェーンオイルなどがセットになったもの。

初心者はとりあえずこれを買っておけば大丈夫。

ゴム手袋

チェーン清掃は手が汚れるので、ゴム手袋があったほうがいいですね。

ブレーキ調整

ブレーキは命にかかわるパーツです。

万が一効かなくなってしまったら、大事故につながりますし、他人に迷惑をかけてしまいます。普段からブレーキがしっかり効くか確認しましょう。

タイヤ交換

タイヤ交換と聞くと大変そうだと思われるかもしれません。

確かに慣れるまでは結構時間がかかります。

しかし、ロングライドに出かけてパンクしてしまった場合、近くにショップがなければだれかの助けを待つほかありません。

サドルバックにチューブやポンプを忍ばせておいても、タイヤ交換ができなければただの重りです。

パンクしていないタイヤでも練習はできますので、一度は体験しておきましょう。

リアディレイラー調整

これは初心者には難しいと感じるかもしれませんが、実は簡単です。

簡単に調整方法を紹介していますので、参考にしてください。

まとめ

以上、6つのメンテナンスを紹介しました。

リアディレイラー調整以外は、初心者といえども知っておきたいメンテナンスです。

最後に私が参考にしているメンテナンスブックを紹介します。

非常にわかりやすくて、これ一冊あればとりあえず基本的なことはできるようになります。

自分でできることが増えると、ロードバイクの楽しみが広がりますよ!

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