ゴルフボールは何を使っていますか?
リユースボール? それとも、新品だけどかなり安いボール?
もちろん、どちらでも問題ありません。
大事なのは、銘柄を統一すること。
銘柄が異なれば、自分の感覚と飛距離が変わってしまいます。
少なくとも1回のラウンドでは銘柄を変えないようにしましょう。
何度か違ったボールでラウンドしているうちに、自分好みのボールが見つかるはずです。
スピン系とディスタンス系
ゴルフボールは大きく分けて、スピン系とディスタンス系に分かれます。
スピン系は、アイアン(特にショートゲーム)でのスピンに優れ、グリーン上でピタッと止まる球が打てます。
もちろん、誰でも打てるというわけではなく、しっかりヒットできればという条件付きですが、ディスタンスボールではしっかり打っても、スピン系ほどのスピンはかからないので、レベルにかかわらず、スピンで止めたい人は、このボールを選んだほうがいいでしょう。
ディスタンス系は、その名の通り飛びに特化したボールです。
スピンを少なくして、ポーンと飛んでいく棒球のような弾道で飛ばします。
値段はピンキリで、安いボールはOBが多いゴルファーにはいいでしょう。
またヘッドスピードが遅い人は、スピン系よりもディスタンス系の方がいいと思います。
最新おすすめボール(スピン系)
タイトリスト Pro v1
- ツアー使用率ナンバー1
- ロングゲームスピン量が非常に少なく風に負けない強い弾道
- さらにソフトな打感
打感は非常にソフトで、飛距離性能とスピン性能のバランスがとても良いボールです。
様々な種類のボールを打ってみましたが、トータルでまとまっていると思ったのがこのボールでした。
Pro V1xもありますが、こちらは硬い打感で、ある程度のヘッドスピードがないと辛いでしょう。
Srixon Zstar XV
- 安心の日本メーカー
- 気持ちの良いソフトな打感とスピン性能
- USモデルでも性能劣らずリーズナブル
さすがに住友ゴムという会社が作っているだけあって、打感が良く、スピン性能が高いボールです。
USモデルが安く販売されていることがありますが、特に性能が違う印象はなかったので、気にしない方はUSモデルを選択したほうがリーズナブルです。
ブリヂストン Tour B XS
- フェースに吸い付くソフトな打感
- ショートゲームでの安定した高いスピン性能
- 特徴的なディンプル形状
ブリヂストンのボールはディンプルの形が特徴的です。
やや角張ったエッジラインになっています。
タイガーウッズをはじめ多くのトッププロが使用しています。
中弾道で前に進む球を打ちたい方におすすめです。
最新おすすめボール(ディスタンス系)
HONMA D1
- アマチュアゴルファーに大人気
- とにかく飛ぶ!
- 価格もリーズナブル
アマチュアゴルファーに非常に人気のあるボールです。
評価が高いのはその飛距離性能。
先日一緒に回った方が使っていたのですが、ヘッドスピードはそれほど速くないのに、IP地点付近まで常に飛ばしていました。
もちろん、ミート率が高いということもあったのでしょうが、打ち出しが高く、なかなか落ちてこない弾道で、左右の曲がりも少なかったですね。
ラウンドしているとロストボールで良く見つけるので、多くの人が使っている証拠ですね。
HONMA D1 PLUS
- 人気のD1にスピン性能をプラス
- それでも価格はリーズナブル
- カラーバリエーションが豊富
飛距離性能が抜群のD1は、やはりスピンがかかりません。
そこで登場したのがこのD1 PLUS。
飛距離性能をなるべく維持したまま、スピン性能を「Plus」して、グリーン周りのアプローチ性能を向上させました。
タイトリスト TOUR SOFT
- 人気のタイトリスト
- 飛距離性能だけではなく、スピン性能も重視
- 気持ちの良い打感
タイトリストのディスタンス系ボールです。
ディスタンス系の中でも、ショートゲームのスピン量を増やし、コントロール性能を高めています。
Pro v1と比較した記事を書いていますので、ぜひ参考にしてください。
SRIXON TRI-STAR
- 松山選手と同じメーカーを使いたい!
- 飛距離も欲しいが、スピン性能もある程度欲しい。
- 購入しやすい価格帯
松山選手が使っているボールを使いたいけど、よく無くすしコストがかかる・・・という人におすすめです。
スピンもソコソコかかりますし、値段もリーズナブル。
打感もよく、多くのゴルファーが満足できる性能だと思います。
ブリヂストン PHYZ PREMIUM
- とても柔らかい打感
- 高級感のある見た目
- H/Sが落ちてきたシニアゴルファーに!
打感もよく、易しく飛ばせるボール。
最新ボールというわけではないですが、とてもいい評判の良いボールです。
ヘッドスピードが遅くなってきたシニアゴルファー、もっと飛ばしたい初心者ゴルファーにおすすめのボールです。
まとめ ~結局はフィーリング~
ゴルフボールの性能は各社しのぎを削って、かなりレベルの高い次元に来ています。
ですから、アマチュアゴルファーにとっては、スピン系、ディスタンス系の違いはともかくとして、同じ系統のボールであれば、そこまで大きな違いが出ることはないと思います。
でも、ゴルフクラブはそうそう簡単に買い換えられませんが、ボールは色々試すことができますよね?
結局、いいスコアが出たボールが自分のエースになることが多いのではないでしょうか?
それでもいいんです。
ゴルフは道具を使うスポーツですから、結局は自分との相性が一番です。
ボールでああだこうだ言うのもゴルフの楽しみです。
相性のいいボールを見つけるまで、色々試してみましょう。