TOEIC® L&R の点数を確実に上げる方法

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新型コロナウイルスの影響で、TOEIC® L&Rが抽選方式になりました。

点数アップどころか、受検すること自体が入手困難なチケットみたいな状況になってしまいましたね。

でも、このような状況ですから主催者側としても苦渋の決断だったのでしょう。

とにかく早く新型コロナウイルスが収束することを願うばかりです。

さて、今日はTOEIC® L&Rでどうすれば高得点が取れるのかについて書いてみたいと思います。

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管理人のTOEIC®L&R点数履歴

簡単にまとめるとこんな感じです。

実施年月 LISTENING READING TOTAL
2013年3月 350 310 660
2014年3月 390 365 755
2015年9月 395 355 750
2015年12月 390 395 785
2016年3月 455 410 865
2017年7月 450 460 910
2019年7月 490 405 895

TOEIC®マニアになりたくないのと、一定の目標を達成したので、2017年7月を最後に、2年間の有効期限を切らさないように、2年に1度の受験に切り替えることにしました。

出典:(一財)国際ビジネスコミュニケーション協会

実際の英語力

英語学習をこれから始めようと思っている人が、私のスコアを見ると、もしかしたらこんな風に思うかもしれません。

・英語ペラペラなんだ!
・YouTubeとか映画とか字幕なしで見られるんだ!

実際の私はそんなことありません。

そもそもTOEICはリスニングだけでスピーキングはありませんので、リスニング能力だけですし、それもテスト用に鍛えられたリスニング能力です。

一般的に使用されている英語は触れる機会がないので、しっかりと聞き取ることができません。

YouTubeなどを観ていても、スピーカーがゆっくりと丁寧に話してくれて、しかも興味のある題材であれば、5割程度理解できるかもしれません。そう、5割がいいところです。

一方、のちほど紹介するNHK WORLD NEWSは7割程度理解することができます。これは聞く前から知っている内容が多いからだと思います。

なぜTOEICの勉強をしたのか

主な目的は2つです

①現在の勤務先を辞めた時に、能力を証明するものが欲しかった

現在の職場には満足していますが、何が起こるか分かりません。
もし、転職しなくてはならなくなったときに自分の能力を客観的に示す数字が欲しかったのです。

上記の通り、TOEIC®では真の英語力は測れないかもしれませんが、日本の多くの企業ではいまだにTOEIC®の点数を一つの指標として使っているところが数多くあります。

TOEIC®の学習は、受験勉強みたいなもので、比較的簡単に点数を上げることができるため、まずは点数アップを目標としました。

②英語学習のモチベーション維持のため

できることなら、英語を話せるようになりたいというのが本来の目的です。

でも、仕事上もプライベートでもほとんど英語を必要とせず、今の生活を送る限り将来的にも必要とならない状況で、勉強のモチベーションを維持するためのツールが必要でした。

別に資格試験ではなくても、英会話学校に行ったりオンライン英会話を受けたりすればもっと有意義であることは分かっているのですが、何度かオンライン英会話を体験して、緊張してしまったり、今日の先生はどんな人だろうと英語以外の悩みが付きまとったりと、どうしても気軽にできなかったんです。

そんな経験から、いかに勉強への障壁を低くして日常的に取り組めるかというところに重点を置きました。

TOEIC®なら、問題集を買ってきてコツコツ自分でやるだけなので、とりあえず知識をつけるということから始めてみることにしました。

どのように勉強したのか

元来、受験英語は得意だったので初めての受験でも660点は取ることができました。

ただ、①の目的達成のため最終的なゴールを860点と設定して勉強をしていましたが、2年近く700点台に留まっていました。

そんな時、一旦立ち止まってもっと効率的な学習法がないか、考えてみることにしました。

効率的かつ効果的な学習法

最初に言っておきますが、1週間で〇〇点アップとか胡散臭い方法ではありません。

ちゃんと勉強をすることが前提の方法論です。

単語は一度に覚えられないことを認識する

単語集を買って、最後までやり通したことありますか?私はありませんでした。

どちらかというと、長文を読んでその中で単語を覚えていくほうが得意でした。

ただ、この方法だと相当時間がかかるので、効率的とは言えません。

そこで、出会ったのが関正生先生の方法論です。

簡単に言えば、とにかく何度もやる!それだけです。

詳細は、関先生の本に詳しく書いてあるので書きませんが、単語をとにかく何回も見続けることで、一気に暗記することができ、リーディングパートでかなり効果を発揮しました。


世界一わかりやすい TOEICテストの英単語

この本は方法論の理解と、一通り単語をやりましたが、メイン単語帳としてはキクタンを買って9割程度の単語を暗記しました。SCORE800だけで、十分860点は超えました。910点を取る前には、SCORE990に移行しました。


【音声DL付】キクタンTOEIC(R) L&Rテスト SCORE 800


【音声DL付】キクタンTOEIC(R) L&Rテスト SCORE 990

とにかく問題集をやる

TOEIC®は過去問を出していません。あるのは公式問題集か、TOEIC®講師が実際のテストに模して作成した問題集だけです。

いずれにせよ、本番のテストとほとんど一緒なので、時間を決めて何回もやることが大切です。

そうすることで、TOEIC®において一番大切な、時間配分が身につきます。

ただ、同じ問題集を何度もやるとさすがに覚えてしまいますので、数冊購入してローテーションしながら取り組むといいでしょう。

おすすめの方法は、以下の方法です。

① 本番と同じように取り組む
② 2週間後に、再度本番と同じように取り組む
③ さらに2週間後に、点数の低かったパートだけに取り組む
④ 1か月後に本番と同じように取り組む

①~④を数冊でローテーションしながらやると、毎週テストをやっている感じになります。
時間がない場合は、②を飛ばしてもいいでしょう。

TOEIC®L&R 対策おすすめ問題集

公式問題集は言わずもがなですが、少し値段が高めです。

TOEIC®講師の問題集としては、これが一番優れていると思います。

得点に直結するパートに注力する

もっとも直結するのはPart5だと思います。

このPartの勉強をすることで、Part5の得点はもちろんのこと、リーディングにも役立ちますので、非常に効率的です。

Part5に特化した参考書ではこれが非常によかったです。

NHK WORLD JAPANを聴く

これはリスニング対策です。

NHK WORLDのアナウンサーは、基本的に発音がきれいなので、非常に聞き取りやすいです。

しかも、日々のニュースを題材としているので、内容があらかじめわかっていることが多く、リスニングの助けになります。

難しくて速い英語を聞き取る前に、まずはこのような英語から慣れていくことが大切です。

基本的に毎日放送しているので、出勤途中のルーティンとして聞くだけでもかなりの効果があります。

スマホでも聞けますから、ぜひチェックしてみてください。

Today’s Top Japan and World News | NHK WORLD-JAPAN News
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リスニング対策おすすめ問題集

このシリーズは、1セットごとになっていて非常に取り組みやすかったです。

隙間時間を有効に使う

通勤中や休憩時間などの空いた時間に、すこしでも単語を覚えたり、問題を解いたりしましょう。

あまり大きな本は持ち歩きづらいので、特急シリーズはコンパクトで、しかもパートごとに分かれていますので、非常に使いやすかったです。

Part5対策におすすめ

リスニング対策はこれが秀逸

空いた時間に長文対策ができます

まとめ

点数を上げるには、とにかく問題を解くことです。

これ以外に、近道はないと思います。

ただ、やみくもにいろいろな問題集に手を出さず、自分がもっともやりやすいと思ったものを繰り返しやるほうが効果的です。

それと、何回か間違えても自信を失わないことです。

単語や文法などは、何度もやれば絶対に覚えられます。

人によって覚えるまでの時間が違うだけなのです。

是非、自分の目標点数に向けて頑張って学習してください!

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