ゴルフはほかのスポーツに比べ、動きが激しくないので、ウェアの自由度が比較的高いスポーツです。
ゴルフはかつておじさんのスポーツというイメージがあって、ダボダボのウェアを着ている人がたくさんいましたが、タイガー登場以降からでしょうか、アスリートの側面が強調され、スポーティなウェアが多くなってきました。
もちろん、ゴルフ文化として一定のマナーを守る必要がありますが(襟の有無など)、いわゆるユニフォームではない、ファッション面も楽しむことができます。
ラウンド中に人のゴルフクラブを見ることはあまりなくても、ウェアは常に目に入りますから、自分好みのブランドを見つけて、プレー以外でも楽しみながらラウンドしたいですよね。
今回は、数あるゴルフアパレルブランドから、「スポーツ用品系」「ゴルフメーカー系」「アパレルメーカー系」に分類して、それぞれのイメージをまとめてみました。
お気に入りのブランドを見つけて、気分良くラウンドしてみてください。
※本記事はすべて管理人の主観によるものであり、各メーカー、ブランドのイメージを確定づけるものではありません。
スポーツ用品メーカー系
ゴルフのみならずスポーツ全般の用具、ウェアを製造販売している総合メーカーです。
スポーツで必要とされる機能性を犠牲にせず、デザイン的にも優れたウェアが揃っています。
ウェブサイトを含め、様々な場所で手に入れやすいブランドばかりなので、人と被ることが多い点が残念ですが、多くのデザインラインがあるので全く同じウェアということは稀です。
adidas(アディダス)
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誰もが知っているスポーツ用品メーカーです。
ゴルフのみならず、サッカー、バスケットボールやランニングなど、様々なスポーツシーンでアディダスのロゴを見ることができます。
商品も非常に入手しやすく、価格もリーズナブルなものから比較的高級なラインまで多く揃っています。
その分、ゴルフ場での遭遇率は高いですが、デザインラインが豊富なので、全く同じウェアでまる被りというのはあまり聞いたことがありません。
迷ったらアディダス買っとけば間違いありません。
Nike(ナイキ)
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メーカーの象徴タイガーウッズが着るウェアブランドです。
全世界的・全スポーツ的に商品を供給しており、スポーツ界では知らない人はいません。
アディダス同様、アウトレットに行けば必ずと言っていいほど店舗があり、思わずゴルフウェアを見てしまいます。
アディダスに比べるとゴルフ場での遭遇率はやや低めな印象です。
ナイキを着るとうまくないといけないような錯覚を覚えてしまうのは私だけでしょうか。
PUMA(プーマ)
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ファッション性とスポーツ性を見事に融合させたブランド。
機能性とデザイン性のバランスが最もうまいと感じます。
アディダスやナイキに比べると、若干高めの設定となっており、ゴルフでもおしゃれにしていたい30代、40代の男性が好んで選んでいるイメージです。
OAKLEY(オークリー)
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骸骨をモチーフとした攻撃的なデザインが特徴のオークリー。
日本では、ハーフジャケットというサングラスから人気に火が付いたと思います。
おなかが出た中年男性にはかなりハードルの高いデザインで、20代の若いゴルファーにとてもよく似合うのではないでしょうか。
中年男性が着れば、チョイ悪な雰囲気を醸し出すことができますが、一歩間違えれば「痛いゴルファー」になりかねませんので、コーディネートには十分注意しましょう。
UNDER ARMOUR(アンダーアーマー)
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アンダーアーマーはアメリカに本社を置く総合スポーツ用品メーカーです。
Armour(鎧)というネーミング通り、機能性を第一にしたウェアを開発しています。
デザイン的には派手さはなく、「真剣にスポーツに取り組む大人」といったイメージです。
ちなみに、日本では東京ドームが総代理店になっているのはあまり知られていないかもしれません。
NEW BALANCE(ニューバランス)
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NEW BALANCEと言えば、スニーカーですよね。
574や996が有名です。
近年、ゴルフウェアを展開し始め、着実に人気を獲得しています。
ゴルフウェアブランドではないからこそできる、いかにもゴルフというような雰囲気を出すことなく、ファッショナブルなウェアを取り揃えています。
もちろんゴルフシューズもあり、ニューバランスならではのデザイン、機能性に優れた商品を展開しています。
DESCENT GOLF(デサントゴルフ)
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近年、元サッカー日本代表中田英寿氏をイメージキャラクターとして、ゴルフウェア部門に力を入れているデサントゴルフ。
大阪に本社がある大手スポーツ用品メーカーです。
いい意味で、日本らしさを感じない機能性とデザインのバランスが取れたウェアを展開しています。
主な契約選手
渡邉彩香プロ、柏原明日架プロ
le coq sportif(ルコックスポルティフ)
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雄鶏のマークが特徴的なフランスのスポーツ用品メーカーです。
フランスと聞いただけで、おしゃれな気分にさせてくれます。
どちらかというと原色系のカラーを使っているイメージがあり、女性を中心に人気があるブランドです。
主な契約プロ
鈴木愛プロ、小祝さくらプロ、武藤俊憲プロ
ゴルフメーカー系
主にゴルフクラブをメインに製造しているゴルフメーカー系。
そのクラブの性能やイメージが、ゴルフウェアにも息づいています。
お気に入りのクラブメーカーのウェアを上手に着こなせば、気分はさながら契約プロ!?
一歩間違えれば、単なるダサいゴルファーになりかねない要素も含んでいます。
Callaway Golf(キャロウェイゴルフ)
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ゴルフクラブメーカーの中では、個人的に一番デザインがすぐれていると感じるメーカーです。
契約選手に石川遼選手がいるから、というのも影響しているかもしれません。
それを差し引いても、ウェアとしてのデザインは優れていて、ロゴも他のゴルフブランドに比べて洗練されているので、いかにもゴルフウェアという感じがしません。
主な契約プロ
石川遼プロ、藤田光里プロ、深堀圭一郎プロ
Titleist(タイトリスト)
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近年は初心者向けのクラブを取り揃えるなど、裾野を広げていますが、タイトリストと言えば、かつてはゴルフ上級者ご用達のブランドでした。
ウェアブランドとしてのイメージも、上級者向けというのは変わりません。
デザイン重視というより、そのブランドイメージでゴルフに対する思い入れを表現しているような気がします。
間違っても初心者がビシッと着こなしてはいけません。
朝一のティーショットで化けの皮が剥がれるでしょう(嘘)。
Bridgestone(ブリヂストン)
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ブリヂストンのウェアは、シリアスゴルファーはTOUR B、エンジョイゴルファーはParadisoに分かれているようです。
最近のデザインは洗練されてきていますが、個人的にはどうしても昭和のイメージを引きずってしまいます。
ただ、日本のメーカーらしく細かいところに手が届く機能や、日本人の体形に合ったサイズ感というイメージがあります。
主な契約プロ
近藤智弘プロ、堀川未来夢プロ
SRIXON(スリクソン)
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ブリヂストンに比べて若いイメージがあるSRIXON。
おそらく、積極的に若手ゴルファーに用具供給をしているから、そうした印象があるのかもしれません。
現在は、デサントスポーツがSRIXONブランドを企画販売しているようで、デザイン的にもスポーティかつオシャレになってきています。
主な契約プロ
松山英樹プロ、稲森佑貴プロ
MIZUNO(ミズノ)
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ミズノと言えば、野球。
野球部出身の私は、そんなイメージしかありませんでした。
もちろんゴルフウェアもあります。
ウェブサイトやウェアデザインを見ても中高年層を主なターゲットにしている印象です。
個人的にはブレスサーモが秀逸で、冬のゴルフには欠かせません。
アパレルメーカー系
アパレルを専門とし、ゴルフウェアをファッションという角度からデザインできるブランドです。
総合スポーツメーカーに比べると単価が高めですが、ほかにはないデザインで個性を主張できるのもアパレル専門メーカーの強みです。
ただ、ヘッドカバーからウェアまですべて同じブランドで揃えると、しつこく見えてしまうので、バランスよく取り入れていきたいところです。
PEARY GATES(パーリーゲイツ)
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オシャレゴルフウェアの元祖パーリーゲイツ。
意外かもしれませんが、純日本のメーカーです。
日本初のブランドがここまで支持されているのも頼もしい限りです。
派手過ぎず、地味過ぎない絶妙なバランスのデザインで、着ている人に誠実な印象を与えてくれる不思議なブランドです。
主な契約プロ
芹澤信雄プロ、藤田寛之プロ、上田桃子プロ、木戸愛プロ
BEAMS GOLF(ビームスゴルフ)
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BEAMSと言えば、アパレル界では知らない人はいないほど有名で、若者中心に人気があるブランドです。
ゴルフウェアとファッションの垣根を、いい意味で取り払ってくれています。
言わずもがなデザイン性は高く、それでいてゴルフで必要な機能も備わっています。
最近若年層のゴルフ参入が増えていると聞きますが、こうしたブランドが入ってくれることでいい影響を与えてくれているのでしょう。
主な契約プロ
渋野日向子プロ
and per se(アンパスィ)
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スポーツアパレルメーカーGOLD WINが展開するゴルフウェアブランドです。
大きく「and per se」と文字が入ったウェアが多いですね。
アンパスィと発音します。
どことなくフランス的なデザインをイメージさせてくれるキレイ系ウェアです。
主な契約プロ
今平周吾プロ、松田 鈴英プロ
VIVA HEART(ビバハート)
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Catchy, Stylish and Sporty! をキャッチフレーズに、気軽に楽しめるスポーツとしてのゴルフを提案しています。
ブランド名やそのデザインから、ガーリーでポップなイメージです。
主な契約プロ
古江彩佳プロ
ROSASEN(ロサーセン)
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トラッドアンドカジュアルを融合し、ゴルフを終えたそのままの格好で街に出ても違和感のないデザイン。
派手過ぎず地味過ぎない、ちょうどいい感じの大人のゴルフウェアです。
主な契約プロ
テレサ・ルー(Teresa Lu)
Admiral(アドミラル)
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アドミラルは、”英国の伝統的なモチーフ、カラーを用いながらスポーティなスタイルを提案”しています。
ゴルフウェアらしさを主張しすぎず、落ち着いた雰囲気で、マナーを守る紳士淑女的なゴルファーというイメージです。
主な契約プロ
小平智プロ、畑岡奈紗プロ
バリアスポスト的ゴルフウェアブランドまとめ
いかがでしたか?
最近はどのブランドも本当にデザイン面が洗練されてきました。
基本的にどのブランドを買ってもあまり後悔することはないと思います。
自分のイメージに合ったブランドを見つけて、ゴルフを別の角度から楽しんでみてはいかがでしょうか。
最後に、各ブランドを表にまとめてみました。
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